相続・遺言書・成年後見
成年後見制度は、判断能力の十分でない者のうち、心身の喪失の常況にある者で、未成年者を除いた成人を被後見人といいます。被後見人を保護するために選任されるのが、成年後見人です。
成年後見人は、被後見人が単独でした法律行為を取り消しうることで、被後見人を保護し、その者の財産を守っています。
成年後見制度には、法定後見と任意後見という制度があり、法定後見は、被後見人とされた者に対して後見人を選任する制度であり、任意後見は、本人と任意後見受任者(被後見人となる者)との間であらかじめ任意後見契約を締結しておいて、任意後見契約の内容に従い、本人の財産管理を行うものである。
2018/05/24